僕にとって、2009年はOS Bikes Japanを始めた大事な年になりました。
今年の初めには、まさか自分がMTBの輸入をするなんて、考えてもいませんでした。ただ、MTBに乗り始め、特に29erSSの面白さと、その文化性に魅かれ、何か深くかかわりたいなとは漠然と思っていました。
色々と調べている中で、Blackbuckに出会い、最初は自分で乗るためにフレームを2本輸入をしました。2本輸入するあたりで、既に何かおかしいですが。自分で乗るためなのに。
OS Bikesの創始者マーク・スレートとやり取りを始めたころは、彼が世界的なMTBパーツメーカーのWTBの創始者の一人で、MTBのレジェンドみたいな人とは知りませんでした。今考えると恥ずかしいですが。。
実は、Blackbuckに実際に乗る前から、既にこのバイクを日本に紹介したいと強く思っていました。一目ぼれしてしまったのです。その見た目と、背景にあるストーリーにも。
MTBの原点がそこにあったのです。
日本に着いたフレームを組み立て、乗ってみて、それは確信に変わりました。このバイクは、すごいバイクだって。
しかし、29erSSがまったく普及していない日本で、Blackbuckを広めることは簡単では、ありませんでした。(今でも難しいですが。。)
「29erは大きすぎる。」「日本のトレイルは急峻だから、シングルスピードではだめ。」
そんなことをよく言われました。
まずは29erSSの楽しさを広げないとと思って、ちろさんのブログで出会った29erSS乗りの人たちと日本で初めての29erSSライダーズミーティングを開催することになりました。
開催に向けて準備を進める中で、Mr.29erの堂城さんに出会いました。
29erSSのことを知り尽くした人です。堂城さんに会いに安曇野へ行き、堂城さんにBlackbuckに乗ってもらうと、堂城さんは5分乗っただけでBlackbuckのすごさを見抜き、なんと購入してくれたのです。
Mr.29erが認めてくれたことが、大きな自信になりました。「あー間違ってなかったんだ」って、本当に、嬉しかったです。
今までお世話になっていたショップさんで扱ってくれることになったり、関西のショップさんがBlackbuckのことを知って注文してくれたり、また営業にBlackbuckに乗っていて、その場で乗ってもらって、扱いを決めてくれたショップさんなどなど、決してトントン拍子ではなかったのですが、Blackbuckを認めてくれる人が少しずつ出てきて、本当にうれしかったです。
またBlackbuck買いたいという方も少しずつあらわれ、メールをくれるようになりました。
数多のMTBの中から、決して安くはないBlackbuckを選んでくれた、ユーザーの方には本当に感謝です。
29erSSライダーズミーティングにも4人もユーザーの方が来てくれて、嬉しかったです。
また、OS Bikes Japanを始めるにはあたっては、前からアースデーの自転車イベントなどを一緒にやっていたHATAさんの存在も大きかったです。特に、日本用に現在開発を進めているSサイズのジオメトリーに関しては、HATAさん以外に、なかなかジオメトリーを相談できる人なんていないですから。
まだまだ小さなメーカーですが、OS Bikes Europeも始まることとなり、これからも良質で物語のある自転車作りに励んでいきたいと思います。
2009年、ありがとうございました!
2010年も、よろしくお願いします!
(2009年は、ほんとに、こんなくらいの速さで過ぎた気がします!)